ボランテイア支援活動の所感 2報
日時:3月22日(火)9:30~15:30 天候 曇り
場所:富士通アイソテックの体育館
活動内容:矢の目倉庫から10tトラック5台の搬入援助物資(マットレス、布団、毛布)の積み下ろし、体育館内への運搬
参加者:約50名(内、私が呼びかけて参加したFIT富士通アイソテック OB6名、桑折社会福祉協議会からの聖光学院の野球部員で南相馬出身で多くの実家は被災し帰る家が無い、寮生活者、他)。我々は手弁当持参で活動した。学生達には富士通アイソテック食堂からお握りの支給が有った。
経緯:
・昨晩5時頃に急遽、伊達市社会福祉協議会から連絡が有り、早々にOB仲間に連絡手配した。
・今回の物資援助は国会議員の石原洋三郎の秘書談であるが、物資を調達して、保管倉庫探しをしており、元FIT労働組会委員長で、現連合福島http://fukushima.jtuc-rengo.jp/の事務局長の今泉氏に連絡が入り、FITの体育館の一時保管場所が決まったそうです。この場所から後日、福島東高校、笹谷、他の避難所へ運搬されるそうです。
今後:明日23日は矢の目倉庫の搬出準備で休止、24日にFIT体育館で搬入を再会する予定。
事実確認
1、指揮系統
1)福島県)商工労働部)まちつくり)小山太郎
彼といろいろ話したが、シンガポールJETRO駐在の経験が有る。同じ部の所属の國分健二さんを知っており、私が南京で駐在時代に國分さんは上海JETROに駐在しており、私は南京日本商工クラブの事務局長をしており、経営セミナー等で一緒に活動したことが有る。先に國分さんと連絡し、「福島県国際経済総合窓口の新設」に応募し、連絡を取り合っています。
2)伊達市保原社会福祉協議会職員2名、桑折社会福祉協議会職員1名
3)伊達市は関与してない。FITは物資保管スペース関係で補助的に関与
2、搬入作業
1)10tトラック5台の搬入が有り、その後、4tトラック2台の搬入情報があったが、結局来ないので、作業終了、解散と成った。
2)トラックが着くと、援助物資をリレーで次々に体育館内に保管した。布団等は荷崩れがしないよう、工夫の積み方が必要だった。今回の搬入でFITから借用したスペースの約25%を占めた。学生達のパワーは凄く、次のトラック便が来る空き時間はバスケットボール等を楽しんでいた。我々伯父さん達は現役FIT仲間と被災状況等の情報交換で体を休めた。
3)支援活動状況はTUFテレビで今晩6:30に聖光学院野球部の支援活動として報道された。
問題点、課題、対策案
1、伊達市社会福祉協議会と伊達市役所間の組織プレーの欠如
1)伊達市社会福祉協議会は福島県社会福祉協議会に属しており、指示は福島県 から から来る。伊達市役所は伊達市社会福祉協議会にどのように関与してるか不明。
又、福島県、伊達市、福島県社会福祉協議会、保原伊達市社会福祉協議会間のルートが不明。
2)今回の人員募集が伊達市社会福祉協議会から私に有ったが、本来ならば、保原町には自治会組織が有り、本日も伊達市長のメッセージの回覧がポストに配布される既存システムが構築されてるので、今回の福島県からの援助物資をFIT体育館へ搬入の情報、指示は福島県から福島県社会福祉協議会、伊達市役所、伊達市社会福祉協議会へ連絡し、伊達市はFIT体育館の近隣の各町内会長に連絡してボランテイア募集を図れば良い。このようなルートが有れば、保原の伊達市社会福祉協議会は本来の業務に専念でき、もっと充実した業務遂行が出来ると感じた。
3)今回の大震災では多くの避難者が出ており、これらの生活安定化には長期化が予測される。行政、民間が一体と成って復興支援活動システムの早期の構築が必須で有る。このシステム構築が成されないと、避難者だけに止まらず、通常の行政サービスが手薄に成り、民衆全体への本来の生活に多大なる影響をもたらすと考える。この課題は一福島県、伊達市だけでは解決できず、今回の被災が無い、少ない地域を含めた国家全体の震災対策システムの再構築が急がれる。
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