2011年4月1日金曜日

伊達市社会福祉協議会殿

ボランテイア支援活動の所感 3報

日時:3月24日(木)9:30~12:00 天候 曇り

場所:FIT富士通アイソテックの体育館

活動内容:矢の目倉庫から10tトラック5台の搬入援助物資(マットレス、布団、毛布)の積み下ろし、体育館内への運搬

参加者:約50名(内、私が呼びかけて参加したFIT富士通アイソテック  OB9名、親友1名の総勢10名)霊山、保原、桑折社会福祉協議会からの聖光学院の野球部員、他の女性6名を含む若者が大半。FITから飲料水の支給が有った。

物資:各県からの救援物資で、香川県、東京渋谷のラベルの荷物が多く有った。福島県職員の小山太郎氏の話では、各県では震災に備え救援物資を大量保管しているそうだ。今回の物資ラベルでは平成3年の20年前の物が有った。福島県と新潟県は災害時の双方支援の協定を結んでおるが、今回、救援物資が足りず、各県から福島県に寄せられたそうだ。

経緯:今回の矢の目倉庫からの移動は今後、高速道路に近いので、多くの支援物資が各地から搬入される為、他の保管場所への移動の必要が生じて、元FIT組合委員長で、現連合福島の事務局長の今泉氏に問合せが有り、FITを紹介されたそうです。今回の搬入物資は今後、各避難所、仮設住宅等へ順次、個別に搬出されるそうです。FITでの保管は長期間が予測される。

               事実確認

1、指揮系統

 1)福島県)商工労働部)まちつくり)小山太郎。

    2)関係地区の社会福祉協議会職員は現場確認に来なかった。  

3)伊達市は関与してない。FITは物資保管スペース関係で補助的に関与。

4)昨日と同じく国会議員の大隅秘書が補助的に関与。

2、搬入作業

    1)10tトラック5台の搬入が有った。

          2)        2)トラックが着くと、一昨日とは異なり、荷物はパレットに積み重ねられており、           てお    日通の作業者がFITのホークリフトを利用して、体育館入口

    まで、移動させ、入口から体育館内へはリレー方式で運搬、保管した

             問題点、課題、対策案

1、今回の作業監督は県職員の小山氏が二日間来られて、保管指示を的確にしていた。先日の保原ゆうゆう体育館の避難所では伊達市職員2名が、次の職員2名への交代で有り、正確に引き継ぎ業務がされているか疑問で有る。管理者は固定すべきで有る。関係地区の社会福祉協議会職員が少しの時間でも来るべきで、現場に足を運ばねば、支援の問題点も把握できない。各メーカーが実践してる“現場主義”の必要性を再考すべきである。

2、FITの支援作業から戻り、阿部謙一郎さんと会い、いろいろと話をした。

伊達市社会福祉協議会の会長は元伊達市役所の総務部?に勤務されていた方と、お聞きした。又、FITでの支援活動ではエコ活動で活躍されてる、旧友の島田久也さんともお会いした。又、先日のボランテイア基礎講座で一緒に受講された方ともお会いした。

3、今回のような、大震災の対策では、伊達市役所、伊達市社会福祉協議会、等が、全体を把握し、総合判断が出来るベテラン管理職が必要とされるが、今回の行政、民間の連携プレーの悪さをみると、人材不足を感じた。これの対策には、お役所的な緩慢体質では無く、企業で他社とのサバイバル競争で、日夜必死に活躍したベテラン管理職の優秀人材が県内、市内、各町村にはいると推察する。これらの人材を緊急投与して、暫定的に権限を持つ管理職に位置付け、指揮管理の補充を図ることが必要で有る。

 役所、採用側からの観点からすると、民間からの暫定投与は、本当に仕事をしてくれるか?却って足手まといとならないか?既存役所の組織を乱さないか?少し言い過ぎと思うが、内部緩慢体質が世間に知れるのではないか?の不安が有ると予測するが、

 これを解消するには、暫定投与は基本的に無報酬、ボランテイア支援業務で、目的の業務完了、必要で無く成れば(粗悪な人材も含む)、役所から一方的に解任できるの契約書に本人捺印を確認すれば良い。

4、いずれにしても、前代未聞の1000年に1回有るかどうかの大事態であるので、真剣に震災対応の真に活動効果が発揮できる、組織作りが必須と考える。“戦略、始めに組織有り”で有り、被災者の無残な姿を見ると、“今やらなければ、何時やる”のかの市民の必死の声に耳を傾けるべきと考える。

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